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子どもの漢方について

  • 執筆者の写真: こころ 漢方相談薬局・はり灸治療院
    こころ 漢方相談薬局・はり灸治療院
  • 2017年10月9日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。

相模原市橋本にある、漢方・はり灸の《こころ》です。

《こころ》では子ども用の漢方薬をつくることもあります。

子どもに漢方というと以外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実は病院の小児科領域でも漢方が使用されることは少なくありません。

場合によっては新生児期に使用することもあります。

一般的には乳幼児以降のお子様に使用することが多くなります。

漢方薬はからだに優しく、「(しょう:病気の状態や体質などを含めた総合的なからだの状態のこと)」を判断して服用すると早く効くことも多いため、子どもにも安心して飲ませることができます。

小児漢方では

◉ かぜ

◉ 胃腸炎

◉ 便秘

◉ 嘔吐

◉ 夜泣き・疳の虫

◉ 成長不良

◉ 虚弱体質

◉ 喘息

◉ 鼻炎

◉ アトピー

◉ 夜尿症

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など、広い範囲で使用することができます。また西洋薬の治療効果を高める漢方もあり、西洋薬の量や種類を減らして子どものからだの負担を軽くすることもできます。

治療方法は大人と同じように、東洋医学的な視点を用いた

四診(ししん)

= 望(ぼう)・聞(ぶん)・問(もん)・切(せつ)

を行います。

視覚による判断=望診

聴覚・嗅覚による判断=聞診

言葉による判断=問診

触覚による判断=切診

これらの4つを総合して「証(しょう)」を決定しそれに基づいて治療を行います。

東洋医学では、同じようにみえる病態でも病気の程度や進行度、体質などのが異なれば違う治療を行うこともありますし(これを「同病異治」といいます)、違うようにみえる病態でも「証」が同じであれば同様の治療を行うこともあります(これを「異病同治」といいます)。

そのため「証」を「四診」によって判断することはとても重要になります。

子どもでも大人でも、東洋医学で治療する場合「四診」から的確に「証」を判断することで漢方の治療効果があらわれるわけですが、たとえば「風邪には葛根湯」のような「証」ではなく病名から薬を選んで使用すると、単に「病名 → 薬」のつながりだけで選ぶことになり、からだ全体のバランスを考えたものではないため、効果も十分に発揮できなくなります。

漢方の治療受ける場合は、東洋医学や中医学をきちんと勉強した相談員がいるところで対応してもらうようにしてください。もちろん《こころ》では東洋医学や中医学を学んだ薬剤師、鍼灸師が対応しますのでご安心ください。

お子様の体調で気になることがございましたら《こころ》までご相談を。

漢方・はり灸の《こころ》では漢方・はり灸の相談は無料です。

メール相談・電話相談もお受けしています。お気軽にお問い合わせ下さい。

〒252-0143 相模原市緑区橋本4-16-19 ロックヒルII 電話 042-779-0556(こころ) FAX 042-779-0555 メール:cocoro@kampoharikyu.com

漢方薬局・はり灸治療院 こころ

 
 
 

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